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SSS英語学習法研究会

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SSS●Review
登録者:[ ] 更新者:[ ] 登録日時:07/08/31 10:20:48 /更新日時:15/06/04 15:53:07
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Courts of Love, The : The story of Eleanor of Aquitaine
Jean Plaidy
この本を購入する      
YL(平均) 7.5
お薦め度(平均) ★★★★★
シリーズ名
 Queens of England 
総語数 200,000語 (概算)
その他詳細項目
出版社/その他, 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史 , 恋愛, 総ページ/561ページ, メディア/書籍:ISBN 9781400082506(1400082501), 言語/English, 価格/13.95  US$, サイズ/, 縦mm× 横mm    厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/
, 初版発行年/1987, 備考/出版社:Random House
音源 [音源情報はありません]
邦訳 [邦訳出版物情報はありません]
映画・ビデオ化 [映画・ビデオ化情報はありません]


 書評委員のお薦め度★★★★★    読みやすさレベル(YL)7.0 ~ 8.0
12世紀に、フランス王妃とイングランド王妃になったEleanor of Aquitaineが主人公で語り手の小説です。

フランスのアキテーヌ公爵の跡継ぎとして生まれたEleanor。公爵だった祖父Williamは恋愛と女性のすばらしさを自ら歌う詩人。Philippaという妻がいたにもかかわらず、Chatelleraut子爵と結婚していたDangerosaと恋に落ち、自分の宮廷に連れてきて、一緒に暮らしていました。Dangerosaは自分が公爵夫人になれない代わりに、子爵との間に生まれていた娘とWilliamの息子を結婚させ、公爵夫人にしました。そして生まれたのがEleanor。Dangerosaが宮廷にいることを嫌がって出ていったPhilippaを理解できないEleanorは、すっかり祖父の宮廷に馴染んで成長します。

祖父と父の死により、15歳でDuchess of Aquitaine(アキテーヌ女公爵)となったEleanorはフランスの王太子Louisと結婚しますが、結婚と前後してフランス国王が没。あっという間にフランス王妃になります。しかし、本来僧侶になるべく育てられたLouis VIIと、恋愛・詩・美しいものを愛するよう育てられたEleanorの気が合うはずもなく……。

基本的に死ぬまで書く作家なので、どこかでめでたしめでたしとかないのがいいです。

歴史の本によると、当時のアキテーヌ公爵領はフランス国王領よりも広く、アキテーヌがあるとないとではフランスの大きさは大幅に変わります。そこを理解していると、話がわかりやすいです。十字軍についても調べておくと、さらにわかりやすいかも。

シリーズ名はついていますが、他の作品と関連性はなく、ジャンル分けのようなものです。【柊】

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